彩央会第３回「美術展」

６月２９日〜７月４日北本市文化センター２階の「展示ホール」で開催されました今回は絵画・墨彩画・写真等に加えて、新たに「陶芸作品」も出展されており、展示会場が賑やかになってきました 。

文化センターに来られた一般市民の方が大勢立ち寄って見て行ってくれました。
油彩や透明水彩？をやっている人が何名か来られ、14期・中村雅彦さんの「レースと果物」「いよぼや（越後村上）」の作品に見入っていましたので、後ろから「その作品はアクリル画です」と説明すると、『そうでしょう、。どうして白いレースにこんなに重ね塗りが出来るのか、さっきから考えていたが、アクリルならすぐに乾くので、次々に白を載せて行けるわけだ。それにしても、良くもレースの細かい網目を描いたものだ！」と感嘆しておりました 。

来場者の声をいくつか拾いましたので、ご紹介します
1.日原美代子さんの油彩「マンドリンを弾く人」「花」の前で、作者名をみて、「この人は北本の人でしょう。
　やはり、あの日原先生だ。こういう絵も描くのか！
2.18期・平井さんの写真「鏡池」の前でお二人の会話。「以前、冬にここで写生したが寒くて、
　手がかじかんで満足に絵筆も持てなかったよ
3.この写真と、油彩画「戸隠の春」（小瀬功さん）は、ほぼ同じ場所で描いたものだね、
　絵は「見て楽しいか、きれいなら良し、小瀬さんの“ビオラちゃん”は楽しい絵だ！
4.“ビオラちゃん”に絵を右から、左から眺めていたご婦人曰く、「このワンちゃんは生きている。
　３ｍ離れて右から左に歩いて行くと、目線がずっと私を追っかけてくる。かわいい犬だ、功ちゃんに、
　よろしく！」とのことでした
5.これくらいの展示点数だと、自分の専門の油彩だけでなく他の作品も見られるので、いろいろ勉強になりました
　

　2010・7月熊谷康夫