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「映画を楽しむ会」活動報告‐50
映画 /「赤ひげ」:人として、どう生きたらよいのか
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本日の参加者の皆さん
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・ 日 時:2021(R3)年10月8日(金)
10:00a.m.〜1:20p.m.(途中 10分 休憩)
・ 作 品:「赤ひげ」 昭和40年(1965)/
日本 / モノクロ / 185 分
・ 監 督:黒澤 明
・ 出 演:三船敏郎 / 加山雄三 / 山崎 努 /
団 令子 / 桑野みゆき / 香川京子 /
江原達治
・ 会 場:こうのすシネマ
・ 参加者:11名(前夜半の大地震で高崎線の
ダイヤが乱れ、2名が欠席)
■ あらすじ
新型コロナウイルス流行が少し収まりかけたので、久しぶりに鑑賞会が持てた。一般市民の映画好きの方も、9時過ぎには列を作りシャッターが開くのを待つ姿が見られた。
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江戸時代の後期、長崎帰りの若き蘭学医・保本登は、貧しい町人のための医療施設「小石川療養所」の門をくぐった。そこで出会った”
赤ひげ
”と呼ばれる老所長の言動に強い反発心を抱きつつ、保本はその下で見習いとして働くことになる。
全編にわたって赤ひげの言動が、見る私たちに様々な問いかけを投げかけてくる。吉原の女将の言動への対応、裕福な商人や殿様に対する高額な診療代請求等は、赤ひげの貧しい人たちを救いたい一念から出たもので、その思いが貫かれており小気味よい。
吉原の置屋の下働きの娘は心を病むが、保本の必死の看病によって心を開き、治っていく。人の心を動かすのは、誠実さと真心なのかもしれない。 (代表:瀬山宏昭)
● 出席者の感想
(1) 古荘(フルショウ)元信さん
(専攻5期、北本市下石戸)
本日はお世話様でした。久しぶりの映画鑑賞、楽しませていただきました。山本周五郎の時代小説は何冊か読んだことがありますが、「赤ひげ」の原作「赤ひげ診療譚」は読んだことがなく、映画も初めて観ました。1965年公開ということなので、当時は仕事に追われる毎日で映画を観る暇もなかったのでしょう。
この映画は、江戸時代の小石川療養所を舞台にした人情噺ですね。往年の名優たちが勢揃いし、特におとよ役の二木てるみの演技には思わず涙ぐみました。たまには、こんな映画もいいものです。ありがとうございました。
(編集・写真:熊谷康夫) |
サイゼリアで昼食
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上映中の作品ポスター
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上映中の作品のポスター
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近日公開作品のポスター
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