映画… 「グラディエーター」鑑賞

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映画… 「グラディエーター」鑑賞
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「映画を楽しむ会」活動報告‐54

剣闘士の不屈の戦いを描いた「グラディエーター」

本日の参加者の皆さん

・ 日 時:2022年3月28日(月)10:00a.m.〜12:35
・ 出 演:
    ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、
    リチャード・ハリス
・ 作 品:2000年/アメリカ/カラー/155分
・ 会 場:こうのすシネマ
・ 参加者:9名
・ 昼 食:なし

 春休みを迎えて、子ども連れの親子が見られた。桜の花も、ほぼ満開になった。
 西暦180年、歴戦の勇士マキシマス将軍は、皇帝アウレリウスから絶大な信頼を得ていた。
冒頭の戦いの場面を見ていて、現実のウクライナとロシアの戦争が重なり、重苦しい気持ちで見始めた。
 皇太子コモドゥスによって皇帝が暗殺され、罠にはまったマキシマス将軍は帝国から追放され、奴隷に身をやつす。将軍の妻子は命を奪われてつらい日々を過ごすが、マキシマス将軍の正義感と行動は、周りの人たちの共感を得て、皇太子コモドゥスを倒す。
 かつてローマの大闘技場を実際に見たが、上部は壊れかけたところもあったが、壮大な建物に目を奪われた。ローマ市民は、ここで戦う姿を見たといわれているが、改めて映像を見ながら当時に思いをはせることが出来た。
 この映画は、第73回アカデミー賞および第58回ゴールデングローブ賞で作品賞を受賞した作品で、22年ぶりに再び見ることが出来た。2時間35分の超大作であった。   (報告:瀬山宏昭・写真:熊谷康夫)

 < 参加者の感想 > 
● 石黒廣行さん(専攻3期、北本市)
 本日の「映画を楽しむ会」の声掛けをしていただき、ありがとうございました。映画を見るのは久し振りでしたので、感想を送ります。
 舞台は帝政ローマ時代中期、濡れ衣を着せられた将軍がグラディエーター(プロの戦闘員)となった物語であった。戦闘の惨たらしいシーンが多数あり、現在のロシアのウクライナ侵攻がダブりました。時の権力者というのは、自分の立場や野心によって人を殺める。映画の中の新皇帝コモドゥスの姿が、現在のプーチン大統領とそっくりであると感じました。一日も早く、ウクライナ侵略が終わることを祈っています。

● 古荘元信さん(専攻5期、北本市) 
 「グラディエーター」はアカデミー作品賞受賞作品ということなので期待して観ましたが、ただ単に大袈裟なスペクタクル映画で期待外れでした。
 主人公の不死身の英雄マキシマスが、皇帝の後を継いだ皇太子コモドゥスと闘技場で一騎討ちするという結末も、不自然で納得がいきませんでした。

今朝の朝刊を見たら、今年のアカデミー賞は、耳の聞こえない家族を描く「コーダ あいのうた」が作品賞、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞に選ばれ、家族の絆を誠実に見つめる作品に評価が集まったとあります。「グラディエーター」がアカデミー賞に選ばれたのは20年以上も前ですから、評価される映画の内容も時代とともに変わってきているということでしょうか。



こうのすシネマ入口


4月から始まる午前10時の映画祭12」

勝願寺の惣門


惣門をくぐると桜のトンネル


隣接する鴻巣公園の桜,鴻巣シネマの往路にて

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