史跡… 「古賀散策」

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桃まつりの古河を散策 

桃の下で集合写真(参加 24名)

    栗橋の関を越え、利根川を渡るともう古河である。古河駅で参加者24名の点呼を取り、二名のガイドさんによる古河散策が始まった。駅前の万葉歌碑の説明からスタートだ。
 まくらがの 許我(こが)の渡りの からかじ(空風)の 音高しもな 寝なへ児ゆへに
 (まくらがの古河の渡し場の強い風の音のように高い噂が立ったなあ。あの児と共寝をしたわけではないのに。)
 逢はずして 行かば惜しけむ まくらがの 許我(こが)こぐ船に 君も逢はぬかも
(あなたと逢わずに行ってしまったら心残りだろう。まくらがの古河を漕ぐ渡し舟で貴方にお逢いできないものかなあ。)いきなりガツーンと、なんとも艶めかしい万葉歌からのスタートである。まくらがの古河は古代の昔から艶めかしい素敵な場所であったようだ。みんな心もウキウキと、ここからバスで桃源郷へ向かった。公方公園の桃は満開! 桜の華やかさや潔さとは違う落ち着いた優美な味わいがある。なかなか散らないしぶとさもあり、我々と似ているようだ。覚悟していた雨もどこへやら、約2時間ガイドさんの説明を聞きながら公園内を散策、公園にはかつて古河公方が居を構えた鴻巣御所があった。

歌碑「長塚節と若杉鳥子」


ストリートオルガン
 鴻巣御殿の親戚のようで親しみを感じる。更に紹介のあったのはまたもや歌碑である。長塚節(たかし)と若杉鳥子の「実らぬ恋」、語ると長くなるので詩だけを載せておく。いろいろ語りたいところではあるが。
 
まくらがの古河の桃の樹ふふめる(膨らむ)を いまだ見ねどもわれ戀(恋)ひにけり(長塚節)み歌今 われなき家の文筺(ふみばこ)に 忘られてあり身は人の妻(若杉鳥子)
 公方公園では桃まつりが開催されており、桃娘のお出迎えを受けた。ここでは「モモムスメ」と「モトムスメ」が仲良く並んで写真撮影、どちらも甲乙付け難い美しさである。桃を堪能した後は、埼玉では珍しい「ばんどう太郎」で昼食を取り、再度バスで古河歴史博物館へ向かった。
 博物館では、オランダ製の珍しいストリートオルガンのミニ演奏を鑑賞。美しい音楽とは裏腹に、オルガンの後ろでは受付嬢が足を踏ん張って大きなハンドルを力一杯回していた。見ない方がよかったかも。博物館には、雪の結晶の観察で有名な最後の古河藩主・土井利位と多くの幕末の偉人と交流のあった家老の鷹見泉石に関する多くの文化財が展示されていた。ここでもガイドさんからご両人のいろんな説明を受けた。その内容は・・・・兎も角、「どいとしつら」と「たかみせんせき」の名前ぐらいは覚えておこう。この後、古河の城下町かつ宿場町の面影を辿りながらぶらぶらと歩き駅まで戻った。かくして、本年度最後の約6時間の古河ツアーは無事終了することができた。最後に、今回のツアーで印象に残ったのは、決して「まくらがの古河の桃娘の艶姿(あですがた)」だけではなかったことを申し添えておく。        (報告 :鴻巣/小原秀雄)

                                        以 上
 
桃娘 1班


桃娘 2班

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