■交通量およそ42万台/日、東名へのPRは効果抜群?
東名高速道路の神奈川エリアには、本線上を横切る橋の柵部分に通過する秦野市と大和市をPRするための横断幕が掲げられており、ユーザーだけでなくさまざまな方面から注目を集めています。
横断幕には、「丹沢の登山口
ようこそ秦野へ」や「70代を高齢者と呼ばない街 大和市」といったキャッチコピーが印刷されています。なかでも大和市のコピーには、過去に作家の村上春樹氏もラジオ内で言及し、インターネット上などで話題を呼びました。
大和市役所の担当者は以下のように話します。
大和市では、「70歳代を高齢者といわない都市宣言」をしています。一般的に高齢者は65歳以上を指しますが、高齢者の固定観念を変えるべく宣言をし、取り組んでいます。それについて、多くの人に知ってもらうため、横断幕を設置しています。(中略)
なお、大和市の「70歳代を高齢者といわない都市宣言」とは、あくまで観念を変えていくことを目的とされており、条例や交通ルールで定められた規定には影響がないようです。
また、先述したとおり、2023年には新東名高速道路も全線で開通を予定しています。一般ユーザーだけでなく有名作家からも注目を集めた高速道路への横断幕というPR方法は、秦野市と大和市を中心に、広がりを見せるかもしれません。
2、健康長寿の秘訣とは 〜ピンコロ新常識〜
出典:「鴻巣シルバー人材センター3K便り」2020年/6月号
■生涯現役で仕事を続けること
日本で健康長寿として知られている長野県では、高齢者の有業率(働いている割合)が最も高いことが分かりました。
長野県を訪れると、どの地域でも、畑には長靴をはいて元気に作業する高齢者の姿を見かけます。私たちも是非見習いたいものですね。
何か仕事(活動)をすることで社会や周囲にも貢献しますが、やはり何よりも本人にとって身体機能維持・精神的生きがいを持つという良いことばかりです。
ひと(周囲)に喜ばれて自分も健康、ピンピンで長寿
☆投稿者注:有業=積極的(能動的)な社会参加、と思います。また、右イラストは投稿者が追加掲載しました。
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