|
20２２年度 第4回 環境ボランティア
（（2023/3/17【金】実施 分）
「高尾の森」のアズマネザサの刈取り（その２
熊谷 報告分） |
出発前に準備体操をする
|
・
開催日：2023（R５）年３月17日(金)
9:20a.m.集合
・ 会 場：
北本自然観察公園（埼玉県自然学習センター）
・ 参加者：10名
・ 作業テーマ：
林内の希少種キンラン等の生育環境の保全
・ 作業内容：「高尾の森」のアズマネザサの刈取り
早朝、埼玉県自然学習センターの会議室に集合。朝礼ではセンター職員の松倉さんから、スライドを使って本日の作業内容や注意事項等の説明があった。そして、屋外に出て玄関前で準備体操をしてから作業地に向かった。その途中、いまが見ごろの植物（写真ご参照）があると立ち止まり、松倉さんから詳しい説明があった。
雑木林の奥に「ナラ枯れ」で枯れた太い木が、何本も切り倒されていた。その１つの切り株と２ｍくらいに切りそろえた木がビニールで覆われ、「害虫のくん蒸作業中です」の張り紙がしてあった。害虫は「松くい虫・カシノナガキクイムシ・クビアカツヤカミキリ」等で、この昆虫が運ぶ病原菌によって引き起こされ、発症すると１〜２週間という短時間で枯れてしまうとのことであった。
ようやく作業地に到着し、「彩央会」の登旗を立てて、アズマネザサの刈取りを始めた。「シュンラン」が数株見つかった。この場所は前にも何度か作業しているので、その効果が出てきたのかもしれない。そう思うと、作業にも励みが出てきた。途中で一度休憩し、11時30分に本日の作業を終了して、刈り取ったアズマネザサを前に参加者の集合撮影を撮った。帰路は往路とコースを変えて自然観察会となり、松倉さんの説明を聞きながらセンターに戻った。本日の作業風景の写真をスライドで見ながら、終了した。なお、その席で参加者の熊谷さんから次のような話があった。
『２代目の佐野会長時代に�狠楼莵弩セ�業″として北本自然観察公園での環境ボランティアを提案して、それが実行に移された。多い時は、20名くらいの参加者があり、セイタカアワダチソウやオオブタクサの除去を行ってきた。それから10年余にわたり参加してきたが、83歳になり体力的に限界に来たので、本日をもって環境ボランティアを卒業させていただきます。皆様のご協力に感謝します。ありがとうございました。』
長年のボランティア活動、ご苦労様でした。
（報告：中村昌彦、写真：石黒廣行・熊谷康夫） |
コスミレ
|
今年初めて花が咲いたコブシ
|
花の後ろに緑の葉が１枚あるのがコブシ
|
害虫で枯れたナラの木
|
ビニールで覆って害虫の燻蒸作業中
|
ようやく高尾の森に到着
|
アズナネザサの刈取を開始
|
ひっそりと咲くシュンラン
|
ウグイスカズラ
|
作業風景
|
キランソウ
|
キランソウの説明板
|
トウダイクサ
|
作業を終えて記念撮影
|
 |
|
|
/_derived/20019soukaitu.htm_cmp_global000_hbtn.gif){kind=small}
