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クラブ活動報告「映画を楽しむ会」−44
涙さそわれるラストシーン:「ウエスト・サイド物語」 |
本日の参加者の皆さん
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日 時:2019(R1)年12月8日(日)
10:00a.m.〜2:00p.m.
・ 作 品:1961年/アメリカ/カラー/153分
・ 会 場:こうのすシネマ
・ 参加者:8名
・ 昼 食:カフェ「箱庭」
上映開始4分間の「トウナイト」の演奏で、58年前の映画がよみがえった。
ニューヨークの下町を舞台に、イタリア系不良グループのジェット団とプエルトリコ系のシャーク団の抗争が描かれている。
背景には、アメリカ社会の移民問題があるのだろうが、社会にうまく受け入れられない若者たちの無軌道な行動が描かれている。二つのグループが互いにいがみ合い、抗争が続く。ついに、ジェット団とシャーク団のリーダーの一対一の対決で決着をつけようとする。
素手での対決のはずであったが、いつの間にかナイフを使うことになり、どちらも死に至る怪我を負ってしまう。途中、ジェット団のリーダーの弟が間を取り持とうとするが、兄を殺されたことによりカッとなってシャーク団のリーダーを殺してしまう。
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昼食はカフェ箱庭で
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食べながら話が弾む.
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弟は、相手から狙われることになる。その間、弟は敵であるリーダーの妹娘と恋に落ち、新天地を求めていこうとするが、殺されてしまう。ほんの些細な言動から、深い悲しみに巻き込まれ、なんとも切ない映画であった。全編が音楽によって進行していく、ミュージカル大作。斬新な振り付けは、後年マイケル・ジャクソンにも大きな影響を与えたといわれている。
(報告:瀬山宏昭、写真:熊谷康夫) |
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