自然観察公園で「観察会」

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北本自然観察公園で「自然 観察会」

高野さんから、予定していた作業の説明を受ける
・ 日 時:
  2017(H29)年10月25日(水)
              9:20〜11:30a.m.
・ 場 所:
  埼玉県 自然学習センター 北本自然観察公園
・ 参加者:8 名
・ 案内者:
  埼玉県 自然学習センター 高野 徹 氏

 当日は夜来の雨はなんとかあがったが、足場が悪いため作業は中止となり、自然観察会に移行することになった。
 予定されていた作業は、希少植物ノジトラノオ(サクラソウ科)の保全のための、外来植物コセンダングサ(熱帯アメリカ原産の1年草)の抜き取りであった。いままで扱ったことのない植物なので、ちょっと残念な気もした。
 観察会に出る前にセンターの高野 徹さんから、いま園内で見られる生きものの説明を受けた。
 アキアカネ(トンボ科)、キタテハ(タテハチョウ科)、ヒメアカタテハ(タテハチョウ科)、ウラナミシジミ(シジミチョウ科)
 植物では、コウヤボウキ(キク科)、カントウヨメナ(ノギクの仲間)等。さらに、クロスズメバチや種々のケムシ等が見られる。
 その後、園内を回る自然観察を行った。ススキとオギの違い:ススキは1株から葉が多数出る、オギは1本立ちである。クサギは、青い実と赤いガクが珍しい。ワタラセツリフネソウは、種がはじける。コガタスズメバチの巣もあった。
 一般的なシダレヤナギは実は中国原産で、日本産のヤナギはシダレとは異なるとのことであった。キクラゲ(→アラゲキクラゲ:キクラゲとともに食用)が木に生えているのを始めて見て、驚いた。榎の葉が黄ばみ始めているのを見ながら、観察会を終えた。

 次の第4回は来年3月16日(金)を予定しています。
    (報告:岩佐正二、写真:熊谷康夫)

観察会風景 -1


クサギ


ヒイロタケ


コガタスズメバチの巣があるので、ネットで
作ったトンネルの中を通り抜ける


観察会風景 -2


スッポンタケ: 黒い部分(グレバ)が胞子で腐臭を
放ちハエをおびき寄せて付着して運んでもらう

アラゲキクラゲ
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