映画…『太陽がいっぱい』

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完全犯罪は成功するか? 『太陽がいっぱい』

本日の参加者一同

・ 日 時:
    2018(H30)年5月8日(火)10:00 〜12:10
・ 会 場:こうのすシネマ
  (エルミこうのすアネックスビル3階・4階)
・ 作 品:カラー/118分、
   フランス・イタリア公開1960年(昭和35年)
・ 参加者:10名
・ 昼 食:サイゼリヤ

 会場は、久しぶりに7割を超える観衆で埋まった。
 1958年前の映画なのに画面は鮮明で、ストーリーの展開に圧倒された。

 貧しい青年トム・リプリー(アラン・ドロン)は、富豪の友人フィリップを妬み、殺害計画を実行する。
 フィリップの女友達を仲たがいさせて一人にし、船上で殺して海へすてる。友人の莫大な財産を手に入れるために、パスポートを偽造し筆跡の練習を重ねて、トムはフィリップになり代わる完全犯罪を実行する。しかし、その計画を妨げる事態が次々に起こり、フィリップの身近な人をも殺すことになり、罪を重ねていく。
 舞台のローマやナポリの風景の中で、計画は成功するかに見えた。しかし、「太陽がいっぱい」といっ                               

サイゼリヤでの昼食会風景


昼食会風景-2

た、明るいトムの表情を一転させる出来事が起こった。フィリップの船が売られることになり、岸に引き上げると、船尾のワイヤーに繋がれたフィリップの死体が水面から姿を現したのである。なんとも皮肉な結末であった。
 アラン・ドロンの甘いマスクとかっこうの良さが、スクリーンいっぱいに溢れる映画であった。                                                           
*新入会員紹介 : 
 蓮田から来られた赤丸洋子さんは、たくさんの趣味をお持ちです。登山・歌唱・織物・卓球など、楽しく話をさせていただきました。歓迎のお相手で、昼食会が始まりました。                
                           (報告:瀬山宏昭、写真:熊谷康夫)
*私の感想を一言 :
 アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」。あの主題歌を聞くと、一瞬にして自分の青春時代が蘇ってきて、良かったですね。あの頃は、まさに“太陽がいっぱい”でした。
                                   (17期・熊谷康夫)
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