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北本/「本3サロン会」で「彩央会」出前講座
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「本3サロン会」会長の花形さんがあいさつ
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・開催日: 7月17日(火) 1:30〜4:00 p.m.
・場 所: 北本市本町3丁目、勝林公民館
・主宰者:
本3サロン会 会長 花形俊男(専攻1期)
・第1部
講話 「薬と高齢者」:田村恵司(専攻1期)
・第2部
絵手紙: 小瀬 功(13期)、
間中喜久江(17期)
・参加者: 11 名
町内の高齢者サロンを主宰する花形さんから、「絵手紙教室」の講師派遣依頼があり、小瀬さんと間中さんにお願いした。田村さんの出演はすでに決まっていたので、期せずして「彩央会の出前講座」といった陣容になった。田村さんは北本市薬剤師会に所属していて、北本市から学校薬剤師と在宅訪問薬剤師とを委嘱されて、地域で活躍している。
田村さんは最初に試験管を2本取り出して、『貧血の人に投与さる鉄剤は、お茶でのんではいけない』といわれるが、なぜいけないのかを目の前で実験して見せてくれた(写真参照)。これはお茶に含まれているカテキンが、鉄に結合して吸収されなくなるからという。最初に一気に出席者の関心を引きつけ、本題に入ったのはお見事であった。
参考になることをメモしてきたので、ご紹介する。
● 自己判断で薬をやめない
● 余計にのまない(のみ忘れより、のみ過ぎの方が
悪い)
● のみ過ぎると副作用が出る
● 診察時に、むやみに薬を欲しがらない
● 処方された薬は他人にあげてはいけない
●「お薬手帳」は1冊にまとめておき、薬局で購入し
た薬やサプリメントなどもメモ欄に書いておく
● 一般薬は外箱に「使用期限」が書いてあり、限切
れは捨てる
第2部の「絵手紙教室」は、小瀬さんからお手本になる資料が配布され、ナス・トマトなどの輪郭は筆で描き、墨が乾いたら彩色する・・といった基本が説明され、間中さんから構図の取り方について黒板に描いて、具体的な指導があった。各人の作品の手直しもしてくれ、時間内に数点の作品が完成した。(写真参照)
「彩央会一芸一座」はこれまで演芸の出前だけであったが、今回のような『教養講座』もできるることを知った。講師派遣については、いつでもご相談ください。
*連絡先:熊谷康夫 048−541−4572
(報告・写真:熊谷康夫) |
講師の田村恵司さん
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鉄剤をお茶で飲むと? 右のように黒くなる
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質問もたくさん出た
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「絵手紙教室」
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制作中です
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文字を入れれば完成
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完成した作品
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大胆な構図です
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小瀬さんの作品
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