映画…「ボディガード」

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映画…「ボディガード」
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クラブ活動報告「映画を楽しむ会」−28

透き通った歌声とラブ・ロマンス  『ボディガード』

本日の参加の皆さん
・日 時:
  2018(H30)年8月21日(火)
          10:00a.m. 〜1:30p.m.
・会 場:こうのすシネマ
    (エルミこうのすアネックス3階 ・4階) 
・作 品:
  1992(H4)年公開/カラー/129分/ アメリカ
・参加者:13 名
・昼 食:
  アネックスビル2階 「サイゼリヤ」でランチ

 ボディガードのフランク(ケヴィン・コスナー)は、歌手で女優のスーパースター、レイチェル(ホイットニー・ヒューストン)の護衛を依頼される。フランクを邪魔者扱いにしていたレイチェルは、窮地をフランクに救われて次第に心を開いていく。
 フランクは、レーガン大統領の護衛をつとめたほどの切れ者。かすかな気配にも全神経を研ぎ澄ませていく行動に、プロとしての心意気があふれていて、見る人をぐいぐいと引きつけていく。
ストーリーは、意外な展開を見せていく。
 姉は妹の存在をうとましく思い、殺し屋に殺害を依頼。別荘での出来事は、すべて姉の思惑で進んでいくが、失敗。

昼食は同じビルの2階の「サイゼリヤ」で
お好みのランチを



女性テーブルは話が盛り上がっていました
 殺し屋は、映画祭の会場まで潜入して、レイチェルを襲う。フランクは、身を賭してレイチェルを守る。このハラハラドキドキの緊迫感は、映画でなければ味わえない。そして、二人の心は一つに結ばれる。「ボディガード」の撮影を通して、コスナーとヒューストンは、確固たる友情を育んだ。
 2012年、不慮の死をとげたヒューストンの葬儀で、コスナーは17分間に及ぶ心のこもった弔辞を贈ったと言われている。
                                                             (報告:瀬山宏昭、写真:熊谷康夫)

 * 参加者の感想
・ 大島 かよ子(専攻2期、北本)

 映画「ボディガード」は、なんと言ってもホイットニー・ヒューストンの I Will Always Love You(あなたをずっと愛している)のテーマ曲と、ケヴィン・コスナーの渋さとカッコ良さに魅了されてしまうところではないか。
 映像とテーマ曲もマッチしていて、名作の一つだ。ラブストーリーのところとミステリー的なところもあり、ヨットが爆破するシーンは「ここで、たしかヨットが・・・」と思った瞬間、「バババァーン!」と破壊され、わかっていてもドキドキしてしまった。
 犯人は誰か?この暗殺は、姉のニッキが見知らぬ男に依頼したものであった。映画の中、フランク(コスナー)は「これはプロのしわざだ!」と語っていたが、ここでクライマックスのシーンでの暗殺者は元同僚のポートマンではないか・・・?と見終わってから、会員の皆さんと推理し、会話が盛り上がった。
 それから、三船敏郎のサムライの映像シーンがあった。不思議に思ったら、会員の方から『あれは黒澤明監督の名作「用心棒」よ』と聞き、ボディガード=用心棒、なるほどと思い、この映画の深さと厚みに感心した。もう一度観たい映画である。

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・ 飯沼 和華子(25期、上尾)
 ケヴィン・コスナーと言えば、私の記憶の中でよい作品と思ったのは、「ダンスwith ウスブス」(1990年)とこのボディガード(1992年)です。30歳半ばで思慮深げな目つき、ぐーと瞬間的に物事を目の奥で把握する感じが素敵です。不安感や緊張感、そして危機的な場面で的確に行動、サスペンスの面白さがとっても良かったです。さらに、素敵な歌声のレイチェル (ホイットニー・ヒューストン)とのロマンスは、劇場版にピッタリでした。
 最後に、ストーリーの結末で感じたことは、人の心は理屈では割り切れないのかな〜と。
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・ 対尾 雅之(16期、桶川)

 私の人生、閑があるときは金がない。金が有るときは閑がない。両方あるときは馬力がないでした。しかし、「映画を楽しむ会」は、1,100円で別世界を体験できるハッピーなクラブです。残りの人生は出来るだけこの体験に励み、映画も真剣に鑑賞したい。特に、外国映画は、「髪型・色」や「ほくろの位置」でしか女性が判別できないので、大きいことは言えないのが問題です。これから、数をこなして微妙なニュアンスが分かるようになりたい。
 今回も、雪の僻地で聞く「讃美歌」は、日本人には理解できないニュアンスがあるのでは?と感じました。
                                  以上
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