梅雨の晴れ間の夏日、北本自然観察公園で環境管理ボランティアを実施した。参加者は佐野会長ほか総勢17名で、特に21期生は6名も参加があり、ありがとうございました。
作業は、公園入口脇の小道のシンジュ(ニワウルシ)の伐採とカナムグラ・クズ(つるになっている)などの除去で、17名という多数の方が暑い中を黙々と作業に励んだ。汗・汗・汗が流れたが、作業は順調に進んだ。抜いた大量の草木は、リヤカ−に積んで何度も運び出して片付けた。
作業終了後は自然観察会となり、学習センタ−係員の荒木さん・田留さんの案内で、森の中の動植物や清流の川底にすむヤゴ、沼の中の植物などを30分ほど見て回った。森の中に小指の先くらいのニホンアカガエル(絶滅危惧)の子どもがいたり、沼に準絶滅危惧種のミクリが群生していたり、貴重な動植物の生息について説明を受けた。ときどき不如帰の快い鳴き声が聞こえ、何とも言えない自然のすばらしさを体験した。
(報告:金子 博、写真:熊谷康夫・佐藤 明)
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