「コスモス摘み取りと防災体験研修」と銘打った秋のウォーキングが、11月1日(木)に行われた。暖かい秋晴れの下、参加者23名が10時に北鴻巣駅を出発。最初の目的地は、埼玉県防災センター。旧中山道を約1.5キロ。このセンターは、災害に強い地域作りを目的とした体験学習施設である。
震度7の激震には、思わず手すりにしがみつく。「ヒヤーこれはすごい!」。30メートルの強風では、呼吸困難に。消火器の操作も、覚えることができた。恐怖が伴う実際の災害とは所詮別物かもしれないが、学習センターで経験しておくに如くはない。予約なしで行けるので、まだ訪問していない方はぜひどうぞ。
記念写真を撮った後、「コスモスアリーナふきあげ」に向かう。
広大な団地や刈り取りの済んだ田園をゆっくり歩いて約3キロ45分。咲いていました黄、赤、白。比企の山々や水管橋を背景に、荒川河川敷に広がった絨毯模様。「しまった!スケッチ道具を持ってくるんだった」。ちゃんと用意して来て、さっそく絵筆を走らせる方もいた。「さすが美工科」だ。
午後1時近くなっていたので、思い思いの場所に陣取って「花より団子」の弁当。笑い声が巻き起こる。空には雲雀の声、花畑からはセッセと働く蜜蜂の羽音。暖かい日差しの土手での昼寝も最高。昼食後に、コスモス畑で記念撮影。この写真撮影のために、わざわざ駆けつけてくれた13期の持田さん、ありがとう!
“摘み取り自由”ということで、大勢の人がはさみ片手に花畑の小道に分け入って行く。群生しているコスモスも良いが、家に帰って花瓶に挿したコスモスも可憐。
予定を延長して15時に吹上駅に向かう。柿がたくさんの実をつけ高い防風林に囲まれた豪農屋敷、見事な大根の野菜畑、広がる田圃の道を歩いて2.5キロ15時40分吹上駅に到着。皆よく歩きました。解散式を終えて半数が帰宅。ご苦労さまでした。残る13人が、駅前の「庄や」へ。これが目的の打ち上げ懇親会。元気老人?の食べること飲むこと。まだまだ若い!
楽しく有意義なウォーキングでした。幹事の�(やなぎ)博さんありがとう、皆さんありがとうございました。
(写真提供:2〜11は熊谷、1、12,13は持田)
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2. 北鴻巣駅に集合
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