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「秩父川瀬祭」を楽しむ!
〜 秩父に本格的な夏を告げる、 熱いお祭り 〜 |
本日の参加者の皆さん、秩父神社境内にて 2023/7/20(木)
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・ 日 時 :
2023(R5)年7月20日(木)
・ 参加費 : 1,700円、終了後の懇親会費は1,500円
・ 参加者 : 25名 (女性11名、男性14名)
・ 案内人 : 石井敏雄さん[秩父市上町」S4/ 郷土
・ その他 :
前回実施のサイト2016/7/20(7年前)
秩父夜祭が「大人の祭り」と言われるのに対して、川瀬祭は「子供の祭り」である。祭りの主役である笠鉾・屋台の「囃子手役」や「拍子木役」を子どもたちが務める姿も可愛らしい。「秩父夜祭」の伝統文化を継承するために、「川瀬祭」があるといえる。
当日は心配されていた雨の予想も外れ、曇り時々晴れのお祭りを楽しむには良い天候となった。今回も2016年の時と同様に、秩父在住の会員・石井敏雄さんが快く案内を引き受けてくれた。集合後石井さんから注意事項と祭り散策コースの概要を伺い、2000余年の歴史をもつ秩父神社に向かった。初めての私は天正12年(1592年)に徳川家康が再建した社殿と左甚五郎作の様々な美しい彫刻に目を見張った。秩父神社境内に集合した笠鉾・屋台が、御神幸行列に先立ちお祓いを受け、「お川瀬」に出発する。華やかな笠鉾、荘厳な屋台をまず写真に収めて、昼食会場・寿司勝に向かった。
昼食後は秩父銘仙で栄えた頃のレトロな街並みが残る一帯を通り、再度秩父神社からお祭り・御神幸見物の始まりです。8台の屋台・笠鉾と共に、各町内から選ばれた若者34名に担がれた「秩父神社の神輿」が神社から荒川の武の鼻斎場へ向けて出発した。まさに、秩父の住民の方々が一丸となってお祭りの長い歴史を守り引き継いできたことが感じられた。
紅白の笠鉾や屋台の巡行に付いて人込みの中をぬって歩き、祭りの見どころ「曳き別れ」「すれ違い」「方向転換」「笠鉾の花交換」や「子供たちの囃子合い」などを見聞しながら楽しんだ。荒川の「神興洗いの儀式」会場の見学は、最も良いところに石井さんが案内してくれた。河原で清流の流れを見ながら、「秩父神社の神輿」の到着を身も心も爽やかに待った。
重量約400kgもの白木造りの神社神輿は白装束の若者34名に担がれ、荒川の清流の中へと入り200m上流の武之鼻斎場へ向かって行く、神聖で力強い「神輿洗いの儀式」に感動した。荒川の清らかな水の霊力によって、様々な災いから守るための清めの儀式であるとのこと。人々の罪やけがれも洗い流してくれるという。
見物を無事終えて秩父駅に戻り、一次会は解散した。皆さんお疲れであったが、お元気の様子で帰られたので安堵した。二次会の懇親会は、15名で駅前の「わんちゃか」で開催。生ビールで乾杯して石井さんにお礼を申し上げて、お祭りの余韻に浸りながら会食も盛り上がった。皆さんに「暑い夏を無事に過ごせるように!」との願いを込めて、報告を終える。
報告:副会長 飯沼和華子
写真:石黒廣行・熊谷康夫
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秩父線熊谷駅ホーム
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カラフルな電車
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秩父駅隣の物産館2階で出発式
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秩父駅前から秩父神社に向かう、先頭は
地元の石井敏雄さん
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秩父神社の境内で各町内の屋台集合を待つ
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荒川で水をかけて洗う秩父神社の神輿
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本殿の前に飾られた提灯
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昼食前に挨拶する花形会長
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川瀬祭りの説明をする地元の石井敏雄さん
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古民家を改装してカフェなどが出来た通り
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三町の笠鉾・屋台の引き交わせ(秩父神社前交差点)
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秩父神社を出て荒川へ向かう笠鉾
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お祭り広場に向かう2基の笠鉾
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上町の神輿と笠鉾
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山車を曳く子供たち
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各町内の祭り実行責任者が勢揃い
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荒川の川瀬祭典会場へ向かう御神幸行列-1
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川瀬祭典会場へ向かう御神幸行列-2
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川瀬祭典会場へ向かう御神幸行列-3
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「神輿洗い」川に入る直前
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武之鼻橋の下から荒川清流に入る秩父神社の神輿
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200m上流に移動
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武之鼻斎場での「神輿洗いの儀式」
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秩父駅前の「わんちゃか」で行われた懇親会
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懇親会は案内人の石井さんの慰労会も兼ねた
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