第11回「彩央会一芸披露会」開催される
「彩央会には芸達者な人がいるね〜!」と感嘆の声
松本紀久夫さん:民謡「斎太郎節」他、伴奏は「
藤本流 藤の
会」の皆さん
・ 開催日:
2018(H30)年9月1日(土)1:30〜4:20p.m.
・ 会 場: 北本市文化センター 3階会議室
・ 出演者: 9組:延べ26名(重複あり)
・ 入場者: 76名(会員:33名、一般:43名)
・ 司 会: 副会長 荻野 進
北本市文化センター2階で、8月28日(火)〜9月2日(日)の会期で「第11回 美術展」が開催されている中、9月1日(土)午後には同じ文化センター3階で「第11回 一芸披露会」が開催された。まさに「彩央会ゴールデンウィーク」で、役員は総出で出展者・出演者を支えた。
出演9組のうち8組は常連の皆さんで、新顔は専攻課程3期の『正調よさこい鳴子踊り』の一組(清宮久子さん他4名)。おそろいの派手な衣装で、勇壮な踊りを披露した。常連さんも、民謡・怪談・民話はいずれも新しい演目を初公演した。
トップバッターの松本紀久夫さんは、先生とお仲間の三味線・百八の伴奏で宮城県の民謡「斎太郎節」他を歌い、間中喜久江さんは、小泉八雲の怪談「常識」を、熊谷康夫は山形県の方言が入る「座頭の木」を語った。
創作紙芝居の小瀬功さんは昨年から『埼玉県の偉人』をテーマに選び、「日本の造林学・公園学の父:本多静六物語」、ことしは「盲目の国文学者:塙保己一物語」を初公演した。お二人とも名前は知っていても、その人と業績は知らなかったので、「良い勉強になった!」との感想を聞いた。
「南京玉すだれ」の山崎昭子さんは円熟さを増して、華麗な演技を披露した。欲を言えば、「あと2〜3人のお仲間が欲しかった」との声あり。
講談の外川澄輝さんは、「義士本伝 殿中松の廊下」を語ったが、病み上がりとは思えない声量で赤穂浪士の名場面を30分にわたり聞かせてくれた。「神田すみれ講談教室」の真打の名の通り見事で、「思わず引き込まれた!」との感想が寄せられた。
「ものまね」の石井敏雄さんは、看板の「男はつらいよ」に加えて新衣裳で殿様キングスの「なみだの操」を熱唱した。女子会芸能部一同10名は、手作りの真っ赤な半てん姿で「お座敷小唄」を初披露し、「百歳音頭」を賑やかに踊って最後を締めくくった。
「美術展会場」「一芸披露会場」とも、“彩央会女子会パワー”のすごさを見せつけてくれた一週間であった。
報告: 彩央会一芸一座 代表 熊谷康夫、
写真: 対尾雅之・
金子 博・
石黒廣行・
熊谷康夫
開会あいさつを述べる岩佐正二会長
間中喜久江さん:怪談「常識(小泉八雲作)」
熊谷康夫さん:民話「座頭の木」
小瀬 功さん:創作紙芝居「塙 保己一物語」
山崎昭子さん:
小瀬功さんと二人で「ハート」を作る
山崎昭子さん:南京玉すだれ「しだれ柳」
清宮久子さんと専攻
3
期の皆さん
外川澄輝さん:講談「義士本伝 殿中松の廊下」
石井敏雄さん:ものまね「渥美清・寅さん」
石井敏雄さん:
ものまね「殿様キングス・なみだの操」
山崎昭子さんと女子会芸能部の皆さん:
踊り「お座敷小唄」。歌詞の「〜泣いて
分かれた河原町〜」あたりの場面か?
手作りの半纏を着た女子会の皆さん、
背中には白文字で「彩央会」の名前入り。
清宮久子さんと専攻
3
期の皆さん:踊り「正調よさこい鳴子踊り」
山崎
昭子さんと女子会芸能部の皆さん:踊り「百歳音頭」