1. 開催日 :
2013(H25)年6月1日(土)9時〜12時30分
2. 場 所 :
埼玉県北本市、高尾宮岡の景観地:
緑のトラスト8号地
3. 参加者 :
19名+緑のトラスト協会員 約10名
4. 作 業:
カナムグラとオオブタクサの抜取り
五月晴れの早朝、北本市野外活動センター駐車場にマイカー、あるいは、自転車で続々と約30人が集まってきた。隣接する「高尾宮岡の景観地」は、緑のトラスト協会の会員の皆さんが、毎月第1土曜日と第3日曜日に管理保全作業を行っている。今日は「彩央会のボランティアグループ」が応援に駆け付けたものである。
駐車場で緑のトラスト協会
北本支部長から本日の作業内容の説明があり、彩央会は、つる性植物カナムグラ・帰化植物オオブタクサ等の抜取り、協会メンバーは機械を使った作業〔チップ作り・草刈り〕を行うこととなった。
作業現場に移動して体操の後、作業にかかった。同じ場所で、昨年はオオブタクサがあり、一昨年はセイタカアワダチソウで一面が覆われていたが、今年はその外来植物両横綱はほとんど姿を消し、カナムグラがはびこっていた。これは外来植物ではないが、つる性なので他の植物に巻付いたり一面を覆ってしまうので、稀少植物が絶滅してしまうから除去するとのこと。なお、ビールの原料になるホップは、カナムグラに近い種のカラハナソウの実である。
途中で二度ほど休憩したが、11時20分に予定した作業が終了。人海作戦というが、彩央会のパワーが遺憾なく発揮された半日であった。
続いて、トラスト地を一周する観察会に移る。伝鎌倉街道に出て、北向き地蔵や氷川神社等を見て回ったが、大きなケヤキで覆われた緑のトンネルがあり、その中を爽風が吹き抜けて気持ちがよかった。再びトラスト地に入り、水源地の木陰で持参の弁当を広げて楽しいランチタイムとなった。
報告と写真: 熊谷 康夫
|