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開催日:
2013(H25)年11月28日(木)9時20分〜12時30分
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場 所 :北本自然観察公園「高尾の森」
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参加者 :13人
午前9時30分から埼玉県自然学習センターの会議室で、本日の作業内容について職員の荒木さんと小林さんからスライドを使って説明を受けた。そして、外に出て準備体操をしたうえで、黄葉した北本自然観察公園の奥まった「高尾の森」に、落ち葉を踏みしめながら分け入った。小春日和に恵まれ、気分は爽快。雑木林に差し込む木漏れ日が、なんともきれいであった。
雑木林の下草の「アズマネザサ」や背の低い木を刈り取るのが、本日の作業である。あたりは丘陵になっていて、坂の下から横一線になって、ギザギザの刃がある鎌(稲刈り鎌)で刈り取る作業を開始した。
途中10分ほどの休憩を入れ11時まで作業をして、その後は森の中の観察会となった。落ち葉を掻き分けると「ジャノヒゲ」の青い実や「カラタチバナ」(通称?百両″ともいう)の真っ赤な実が姿を現し、まるで″森の宝石″を見つけたような楽しさがあった。太い枯れ木の幹をコゲラ(キツツキ)が、カタカタカタ・・と小刻みに突いていた。上から突いてきて幼虫が隠れている場所を探し当てて、その1点をカタカタと突くようである。毎度のことながら、不思議発見の連続であった。
(報告:熊谷康夫)
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