北本 オオブタクサの抜取

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北本自然観察公園でオオブタクサの抜取り

作業を終えて記念撮影


 このところ連日の真夏日が続いていたが、5月29日は曇り空で蒸し暑くもなく、恵まれた屋外作業日和となった。定刻9時20分に7名が集合したが、自転車のお一人が北本市野外活動センターの方に行ってしまったとかで、作業が始まってからの参加となった。

 開始時に、埼玉県自然学習センターの荒木・愛場の両指導員からスライドで作業場所と外来植物(オオブタクサ)の抜取り方法、途中で観察できる昆虫や植物について説明を受けた。そして、屋外に出て準備体操をし、2台の一輪車と幟旗をもって作業場所の16番の草はら奥(右の写真参照)に移動した。

 オオブタクサは群生しており、小から大まで(0.5〜2.5メートル)とさまざまで、8月には3メートルを超す高さになるとのこと。幸い土が柔らかく、上部をつかんで引っ張ると、簡単に引き抜け、たちまちオオブタクサの山ができた。水を飲みに戻るなどしたほか10分の休憩時間をとり、しばし緑陰で汗を流した体に涼風を浴びながら談笑。そして、作業を再開して11時10分に大方の除去を終えた。

 その後は自然観察会に移り、キジやオオヨシキリの鳴き声を聞きながら公園内を一周した。珍しい蝶(アカボシマダラほか)、カタツムリ(カラの渦の巻き方)、ミクリ草(実が栗のいが形状)、ガマの穂、メダカの学校など観察した。自然の生態に触れ、珍しい昆虫や植物を観察しその生命力に感動した一日であった。 
      報告:社会活動部 武井 章
      写真:      熊谷 康夫

朝礼であいさつする武井副会長


本日の作業場所の図


作業場所の現地


オオブタクサ抜取風景


一輪車で搬出


タヌキの貯め糞


モンキチョウ


希少種のミクリ


ガマの穂


アカボシマンダラチョウ
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