ビオトープ見本園の手入れ

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「ビオトープ見本園」の手入れ

参加者一同

・開催日:
  2015(H27)年10月29日(木)9:25a.m.〜1:00pm
・参加者:12名(男性10名、女性2名)
・作 業:
   埼玉県自然学習センター裏の「ビオトープ見本園」
                  の草木伐採

 天候は曇りで気温は19℃、やや肌寒い早朝、12名が参加してくれた。紅2点女性の参加もあり、嬉しい限り。公園の指導員も「女性の参加は久ぶりですね!」と喜んでいた。

 会議室でスライドを使って作業の目的と内容の説明を受け、準備体操後、学習センターの裏手に移動。作業場所は建物の裏の池の回りで、鬱蒼と茂ったハンノキの枝切りをし、小さい木や竹笹を刈った(写真参照)。これで暗い茂みがパアーと明るくなり、池の日当たりを良くする目的が達成できた。指導員が池の中をさらって「ヤゴ」を捕まえ、四角のトレイに入れてくれたので観察した。頭部はもうトンボの顔をしており、小さい羽根も形作られていて驚いた。

 人数が前回より多かったので作業は1時間で終わり、休憩後は指導員の案内で自然観察に出かけた。
 今日の私の新しい出会いを下記に印すと…
 ・ヤハズソウ:葉の端を引っ張ると葉脈が矢羽の形に分離する。
 ・スズメウリ:直径5〜6mmの球形の白い実で、食べられるというので口に含むと少し甘かった。野鳥の食べ物。
 ・センブリ:胃腸薬(漢方薬)、葉を噛むと、苦みがあった。
 ・スダジイ:どんぐりに似た実で、食べると少し渋い。古代人の食糧か?
その他、ムラサキシキブ(紫色の実)、ハッカ(ハーブ)、つる豆(枝豆の原種)、ガマの穂、カラスウリの種(財布に入れておくとお金が溜まる?)、青サギ(野鳥)、いなご(昆虫)等数多く観察した。

 会議室へ戻り、今日の作業の様子と秋の動植物の姿をスライドで観賞し、昼食後に散会した。  
                            報告:武井 章
                                  写真:熊谷 康夫・武井 章


ハンノキの枝おろし

ヤゴ

センブリ

ガマノホ

ムラサキシキブ



作業の合間に観察会
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