秩父の川瀬祭楽しむ

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「秩父 川瀬祭」を楽しむ!

笠鉾・屋台の曳きや囃し手を子供たちが務める “子供主体の祭り”

秩父神社でスタート直前の笠鉾の前での記念撮影


・日  時 :2016(H28)年7月20日(水)
・集  合 :秩父線の秩父駅 改札口に10:50a.m.
・参加者:20名
     (夫人同伴者が2組、女性は6名)

  秩父川瀬祭(秩父のお祇園)とは?
 秩父神社の摂社、日御碕宮(ひのみさきぐう)のお祭り。笠鉾4基・屋台4基の華麗な山車が曳行され、曳き子や囃子手を子どもが務めることから、川瀬祭は子どもの祭りといわれる。20日には、笠鉾・屋台と御神幸行列が荒川の斎場へ向かい、秩父神社の神輿が荒川の清流の中へと入り清める「神輿洗いの儀式」で悪疫を祓う。(以上、チラシより抜粋)

 秩父地方の天候は曇り時々晴れで、爽やかな風が吹いていた。今回も秩父在住の会員である石井敏雄さんに案内役をお願いした。10時に秩父駅を出発して、秩父神社に向かう。神社では、社殿の四方に飾られた彫刻の数々、「つなぎの龍」(左甚五郎作)や「北辰の梟」「お元気三猿」等を石井さんの説明を聞きながら見て回り、昼食会場の「寿司勝」へ。“旬彩御膳”を食べながら、参加者の自己紹介を聞いた。ビールも二人に1本で、いい気分になった。

 昼食後は、秩父銘仙で栄えたころのレトロな街並みが残る一帯を通りぬけて再度、秩父神社境内に戻り、川瀬祭の「稚児屋台」の出発式を見学。紅白の花笠鉾の飾り付けは鮮やかで、屋台は12月の夜祭のものより小ぶりだそうだが豪華絢爛、江戸時代 初期から始まり長い間引き継がれてきた歴史の重さと、秩父地方の豊かな人間性を感じた。

 笠鉾の行列に加わって、途中で川瀬祭りの見どころのひとつの「笠鉾・屋台の曳き別れ」「すれ違い」「方向転換」「笠鉾の花交換」や「子供たちの囃子合い」などを見聞しながら、荒川の「神輿洗いの儀式」会場へ向かった。

 午後3時近くに、神官たちの行列に続いて若衆たちが重量400キロの神輿を担ぎ荒川の清流に入り、200m上流の斎場へ向かって行った。350年間も続いている祭りに見入り感動した。

 祭り見物を終えて集合場所の秩父駅前に戻り、一次会は解散。急ぐ人は電車に乗り、13名が近くの「わんちゃか」の2階で打上げ。生ビールで乾杯した後、ガイドの石井さんにお礼を申し上げ、川瀬祭の余韻に浸りながら感動を話し合った。

  報告:武井 章、 写真:嶋田 光孝・熊谷 康夫
  監修:石井 敏雄

秩父神社で説明の石井敏雄さん(中央)

 昼食会で上町祭り保存会に籍を置く石井さんが「祭りの見所・聴きどころ」を、お囃子のテープを流しながら説明

 扇子を持った手を前に差し出し、“ホーリヤーイ”と繰り返し囃す子どもたち。
 中国伝説で神山の“蓬莱山”に由来し、
「蓬莱山に行こう!」と叫んでいる。


山車の子どもが“ホーリヤーイ”と囃す


ジャッキで屋台を持ち上げ、緊張の方向転換


神輿が川に入る


“神輿洗い”のクライマックス


祭り見物の打上げの宴、石井さんの慰労会


道生町と熊木町の笠鉾が交差時に「花交換」儀式



200m上流の斎場に向かうが、だんだん深くなり慎重に

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