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純真な王女に せつない別れ:『ローマの休日』

本日の参観者一同

・日 時:
   2017(H29)年8月10日(木)9:30am〜12:20
・作 品:
   アメリカ公開/1953(S28年)モノクロ/118 分
・参加者:15名
・昼 食:
 エルミショッピングモール1階、「はなの舞」

 会場は50人をこえる観客で、時を超えてこの映画の人気度がうかがえた。
 アン王女(A・ヘプバーン)は、窮屈な生活から逃れたい気持ちで、ホテルを脱出する。新聞記者のジョー(G・ペック)との偶然な出会いから、王女は楽しいローマの一日を過ごすことになる。
 オートバイでローマ市内を走り回る場面では、ハラハラドキドキ。「真実の口」で驚く有様は、かわいらしい。長い髪をショートカットするところは、アン王女の笑顔と美しさに魅了された。心に残る場面が、多くみられた。 

 新会員として桜山真一さん(24期・桶川)を迎え、36名となった。会員の皆さんの感想をお読みください。  (代表:瀬山宏昭)



「はなの舞」での昼食会風景


新会員の桜山さんが自己紹介

*嶋田光孝(19期・桶川):
 自分の若き日のイタリア旅行の思い出と重ね合わせながら、アン王女役のオードリーの素晴らしい演技と自由な時間を楽しむひと時の2時間10分の上映時間が、大変短く感じられた。
*信末善男(専攻1期・鴻巣):
 3年前に女房とイタリア観光をしたのを、懐かしく思い出した。コロッセオ、トレビの泉、スペイン広場はもちろん、「真実の口」に二人で手を入れた写真をいま開いて見ている。そして、アン王女の窮屈さを、新任のE大臣の発言(言われたこと、書かれたことを言う)と重ね合わせてしまった!?
*桜山真一(24期・桶川)    
 「映画を楽しむ会」に、初参加でした。
 1953年(64年前)に公開された映画だが、全く古さを感じなかった。おもしろく、楽しめた。コロッセオやトレビの泉、スペイン広場など、10年ほど前に行ったことを思い出した。アン王女は英語を話していたけれど、どこの国の人なのでしょうか?
*深井みち子(専科6・桶川):
 何十年ぶりかで観賞しましたが、楽しく面白くまた美しく、2時間余がアッという間でした。恋の切なさが、心に残りました。
*松本紀久夫(13期・桶川)
  白状するのが恥ずかしい。初めて「ローマの休日」を鑑賞した。
 しばし、感想の言葉を失う。ヘップバーンとグレゴリーペックの名演技と共に、老俳優の演技にも、心が奪われた。一夜経って、ヘップバーンのさわやかな笑顔は、60数年前の記憶と変わらない。年を重ねただけでは、人は老いない。「映画を楽しむ会」の会員に万歳!
*大島かよ子(専攻2火・北本):
 とってもよかったです。オードリー・ヘップバーンの可愛いらしさは、最高です。魅力的でした。グレゴリー・ペックもカッコよかったし、胸が「キューン! 」としてしまいました。名作はいつ観ても、何回観てもいいものですね。
                             (編集・写真:熊谷康夫)