・ 作業日:
平成26年5月16日(金)9時20分〜12時50分
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場 所:
埼玉県自然観察センター 北本自然観察公園
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参加者: 12名
本日の作業は、(1) 中国原産の外来種「セリバヒエンソウ」の抜取りと(2) 園路の補修でした。少なくなった里山の雑木林や草地環境を残すため、侵入してくる外来種を除去することで、在来種の生育環境を保全するのが目的です。
園内にはマムシ、ドクガ、スズメバチ等の危険な生き物がいるので、注意するよう説明を受けて出発しました。
セリバヒエンソウは茎と葉がセリに似ていて、青紫の小さなかわいらしい花(燕が飛ぶ形に似ているので飛燕ヒエンの名がついた)が咲いていました。これを根っこから抜取り、種が落ちないように袋詰めにして持ち帰りました。また、作業場所へ行くまでの園路の窪んだ所に砂を入れ、補修作業も行いました。作業は約1時間40分で、大きな袋が満杯になったところで終了しました。
真っ青な空には、白い柳の綿毛が飛び交って美しい光景でしたが、この綿毛を「柳絮リュウジョ」と呼ぶことを知りました。
帰路は、観察会になりました。道に咲く「西洋タンポポ」と「カントウタンポポ」の違い、見分け方を教えてもらいました。珍しい昆虫のヤマトシリアゲ、カマキリの子ども、アリジゴク等を観察しました。赤い実のなるウグイスカグラ(食べると甘い)、白い花が可憐なササバギンラン等を見て楽しみました。
参加した皆さま ありがとうございました。
(報告:岩佐正二、写真:熊谷康夫)
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