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「映画を楽しむ会」活動報告‐60
８ 1/2（ﾊｯｶ ﾆﾌﾞﾝﾉｲﾁ）を鑑賞
フェリーニ監督の野心作、この�猗�しき混乱″は難解 |
本日の出席者の皆さん
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日 時：
2022年10月4日（水）09：30a.m.〜12：30
・ 監 督：フェデリコ・フェリーニ
・ 出 演：マルチェロ・マストロヤンニ、
アヌーク・エーメ、サンドラ・ミーロ
・ 作 品：1963年/イタリア/モノクロ/134分
・ 会 場：こうのすシネマ
・ 参加者：８名
・ 昼 食：なし
映画監督
グイドは、新作の準備と静養のために保養地にやってくる。だが、構想がまとまらず出演者たちとの交渉も難航。愛人と妻とが鉢合わせするなど、公私ともに状況は混乱していくばかり。追い詰められたグイドは、過去の思い出と幻想の中へ逃げ込んでいく。
この作品の監督フェデリコ・フェリーニの煩悩をそのままぶつけたかたちで、現実と幻想、過去と現在、現実と虚構などが交差する非常に難解な映画であった。タイトルの8
1/2は、監督の9本目の作品で一作目が2人の共同監督作であったため1/2とカウントしたのが由来である。
深刻な場面、宗教的な場面、息苦しい場面もある作品であるが、当初のタイトル「美しき混乱」が正にピッタリ当てはまっていると思った。
最後は、新作への出演を熱望するクラウディアとの出会いがあり、妻との溝も埋まり、新たな作品への光が見えてきたように感じた。
本作の主演はイタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニ。さらに、クラウディアを演じたクラウディア・カルディナ−レの美しさに思わず見とれてしまった。
（報告：岩佐正二・写真：熊谷康夫）
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上映中の作品のポスター
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11月上映作品のポスター
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＜参加者の感想＞ 到着順
●古荘元信さん(専攻５期、北本市)
今回の作品は正直なところ私には理解不能、監督が何を表現しようとしているのか全く分かりませんでした。一応、最後まで観ましたが、途中で何度か居眠りしてしまいました。
●菅原邦子さん（未来R３，鴻巣市）
大作過ぎて疲れ果てて、すぐに帰りました。フェリーニ監督の９作目を表す変わったタイトルの作品で、内容も難しく不可解なものでした。
作品を作り出す苦悩を、過去と現実を織りまぜて幻想的に描いており、少年時代の白い服、母親の姿が印象的でした。
一場面、一場面が美しく、まるで絵を見ているようでした。小道具も凝っており、素晴らしい。なぜ、ここで踊るのかとか、なぜこうなるのとか、不思議だらけで、未だに頭の中が混乱しています。このような機会でもなければ、自分では決して見に行かないと考えると、世界が広がったような気がします。ありがとうございました。 |
11月上映作品のポスター
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近日公開作品のポスター
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以上 |
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