日 時:2011(H23)年11月8日(火)9:30a.m.〜12:00 場 所:北本自然観察公園・埼玉県自然学習センター 参加者:彩央会12名、高校生 2名、スタッフ 2名、計16名
うす曇りのなか、木々が紅葉してきた北本自然観察公園で久しぶりのボランティア活動を行った。
作業は「イチョウ林の伐採」で、間伐して在来の樹種(シラカシ、シロダモ、ヒサカキなど)に転換していくのが目的とのこと。「イチョウ」は中国原産の裸種植物で、中生代ジュラ紀から新生代第三期の間(1億5000年〜3億年前)に栄えた化石植物(他にメタセコイア、ソテツがある)で、現存種は一種のみ。雌雄異株で雌株に銀杏がなる。雄株は精子を作ることなどを教えていただく。
3班に分かれて伐採作業を行い、次いで外に運び出して木の枝を落とし、太い部分は2.2mに切って遊歩道整備の際の“土止め用横木”を、その先は1.2mに切ってナタで先を切り落として杭を作った。太い杭は一人では完成できず、二人がかりで1本の杭が出来上がった。伐採よりも、杭作りの方が力仕事であった。
作業の合間に、マムシを発見し、自然観察もした。たぬきのタメフンも観察した。 本日の成果は、道路工事横木:15本、杭:33本で、それを3回に分けてリヤカーで材木置き場まで運んで、いい汗をかきました 陽も出てきたので、室内でなくセンターの玄関前の丸太で作ったベンチで持参の弁当を広げ、談笑しながら昼食をとった。