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クラブ活動報告「映画を楽しむ会」 - 19
不安や気がかりな感情に引込まれた‐
『悪魔のような女』 |
本日の参加者の皆さん
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・日 時:2017(H29)年11月16日(木)9:30 〜12:00
・会 場:こうのすシネマ(エルミこうのすアネックスビル3階・4階)
・作 品:モノクロ/116分/フランス、本国公開1955年(昭和30年)、
・参加者: 9 名
・昼 食:エルミこうのす1階、「はなの舞」
上映前に、『名画を上映する会』役員の
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「はなの舞」での昼食風景 |
小倉さんにお会いした。「この映画のエピローグに、結末は他人に言わないでください」とあったので、私は言いませんとお話があり、ほっとした。サスペンス映画は、結末がわからない方が楽しいからだ。
パリ郊外の学校で、校長の失踪事件が起きる。寄宿舎学校なので、生徒たちが自宅に帰る週末と並行して展開される。
彼の妻と愛人が共謀した計画殺人だったが、遺棄された死体が消え失せ、事態は思わぬ方向へ・・・。この先は、見てのお楽しみ!!
62年前のパリ周辺の建物や風景、時代を感じさせる自動車を目の当たりにできたが、人の心や感情は変わるものではないと、つくづく思った。
(報告:瀬山宏昭、写真:熊谷康夫)
< 出席者から寄せられた感想 >
大島かよ子(専攻課程2期(火)、北本市/
本宿)
とにかく怖かった〜!最後の場面では、手を顔に当て指のすき間からドキドキしながら観た。また、ドアの開くギギギという音、ひと気のない真夜中のタイプライターの音など、音響も最高で、本当に恐怖感いっぱいの推理スリラー映画だった。怖かった〜!
野本英夫(専攻課程2期(火)、久喜市/ 外野)
寄宿学校長の妻と愛人の女2人による夫校長殺し。映画は淡々と進んでゆくが、このままでは終わらないだろうなと思っていたら死体が出てこない。発見されないと言うことは、誰かが隠したか?死体がないか?死体が見つからないまま、監督のクルーゾーが客を引きつけて飽きさせない。最後に映画の題名が納得できる、どんでん返しの結末が待っている。
久し振りに、ストーリーに身を任せて流れるままに映画を楽しませていただいた。Endマーク「Fin」の後に、「皆さん悪魔にはならないでください。この話は他に話さないでください。」と字幕が出るのは、フランス流のシャレなのか? |
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