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クラブ活動報告「映画を楽しむ会」−35
『大統領の陰謀』− 緊迫の2時間18分 |
本日の参加者の皆さん
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日 時:
2019(H31)年3月12日(火)10:00 〜12:20
・ 会 場:こうのすシネマ
エルミこうのすアネックスビル3階・4階)
・ 作 品: 1976年(昭和51年)
公開/カラー/138分/アメリカ
・ 参加者: 9名
・ 昼 食: サイゼリヤでお好みランチ
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映画館と同じビルの2階にある
「サイゼリヤ」で昼食
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1972年、ウォーターゲート事件の真相を追い、最終的にニクソン大統領を辞任に追い込んだ二人の新聞記者ボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)とカール・バーンスタイン(ダスティン・ホフマン)の取材活動を、サスペンス風に描いた実話の映画化である。
大統領という職責の裏側には、絶大なる実権、権力がある。それに立ち向かう二人の記者魂とそれを統括する部長の責任感と覚悟が、ひしひしと感じられた。
ワシントン・ポスト紙の編集局、20代の若い記者二人によって、ウォーターゲート事件はCIAが完全にニクソン大統領と組んでいたことが明らかになって行く。
再三登場して、ストーリーを左右する登場人物は、最後まで正体がわからなかった。謎の情報提供者“ディープスロート”と呼ばれる男は、一体誰だったのか?
今、アメリカ合衆国ではトランプ大統領に対するロシア疑惑が発生し、検証が行われつつある。同じようなことが政治の世界で再び起こるのかと、改めて考えさせられた。
「報道の自由」を武器に闘った二人の新聞記者に、改めて大きな拍手を送る映画であった。
(報告:瀬山宏昭、写真:熊谷康夫)
< 感想 >
*野本英夫さん(専攻2期、久喜市)
ニクソン大統領を辞任に追い込んだ、ウォーターゲート事件を暴いた二人の新聞記者の実話に基づいた映画である。
取材に従い、つながりも、地位も、上下関係も何も説明のないまま次々に人名が出てきて、理解するのに無理があった。
70年代初めの時代背景のため、ダイアル式の黒電話、ダイアルを回して選局するテレビ、タイプライターを激しく叩く音が鳴り響く職場など、懐かしい場面も出てくる。
ダスティン・ホフマン演じる記者はタバコがトレードマークなので、所かまわずいつでも、エレベーターの中でもタバコを吸っている。今では到底考えられない。
以上 |
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