・ 日 時 :
2013(H25)年8月26日(月)
午後1時30分〜2時30分
・ 場 所 :
北本市 北第一・第二学童保育室(一緒に)
・ 聞き手 :指導員の先生を含めて40名
・ 出演者 :石井 宏、熊谷 康夫、小瀬 功
以上3名
・ 演 目
石井:伝説「くさりでしばられた竜」
熊谷:昔ばなし「狐と山伏」
小瀬:手作り紙芝居
「どうぶつのど自慢大会」
暑さは、幾分か和らいできた。学童は昼食後に“お昼寝タイム”があり、その直後であったせいか飛び回って騒ぐ子はおらず、みな行儀よく座って聞いてくれた。栗田会長が見学のために会場に来たので、写真撮影をお願いした。
石井さんの伝説「くさりでしばられた竜」は、秩父神社の社殿に飾ってある左甚五郎作の竜の話で、夜な夜な神社を抜け出して田畑を荒らしまわったので、村人によって社殿の梁に鎖で縛り付けられたという話であった。学童は、瞳を輝かせて聞き入っていた。
熊谷の「狐と山伏」は、上州は草津地方の話で、昼寝をしている狐の耳元で、山伏がほら貝を思いっきり吹き鳴らして驚かせたところ、後で狐に仕返しをされたという話。ほら貝の音が大きかったので、子供たちも眠気が覚めたようであった。
小瀬さんの紙芝居「どうぶつのど自慢大会」は絵も語りも自作で、さすが美工出身と感心する出来栄えであった。日本一広い鴻巣の荒川河川敷で「のど自慢大会」が開かれ、“ゾウさん、トンボのめがね、ちょうちょ・・”などの童謡を、小瀬さんと学童が一緒に声を張り上げてうたった。終わると、学童から『ありがとうございました!』とお礼の言葉が述べられ、帰途についた。
(報告:熊谷康夫、写真:栗田剛・熊谷康夫)
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「秩父の夜祭」の説明をしたうえで、秩父神社の竜にまつわる伝説の語りが始まる |