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彩央会一芸一座 出前ボランティア報告‐1
三話の民話と紙芝居「公園の父 本多 静六 物語」
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会場風景:民話「花咲き山」を語る石井宏さん |
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日 時:2016(H28)年8月1日(月)
1:30〜2:30a.m.
・ 場 所:北本市東学童保育室
・ 訪問者:5名
・ 学 童:1年生〜6年生 75名
(第一学童・第二学童)
・ 演 目:
(1) 石井 宏:現代民話「花咲き山」 10分
斉藤隆介さんの作品で、滝平二郎さんの切り絵で知られている。あやが山菜をとりにいって、やまんばに出会った話。
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民話「むじな」を語るにあたって、小泉八雲の説明をする熊さん
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(2) 間中喜久江:民話「ざしきわらし」 15分
岩手県の代表的な民話の1つで、座敷や蔵に住む神といわれ、家に富をもたらすとの伝承がある。
(3) 熊谷康夫:民話「むじな」 12分
小泉八雲の「怪談」の中に収められている話で、赤坂の紀の国坂にムジナが出て、人を化かしたという話。
(4) 小瀬 功:創作紙芝居「公園の父 本多静六 物語」 25分
慶応2年(1866)、菖蒲町生まれ。「公園の父」と称された林学博士、造園家、東京農科大学(東京大学農学部)教授。日比谷公園をはじめ
、大沼公園(北海道)、鶴ヶ城公園(福島県)、羊山公園(埼玉県)、明治神宮(東京都)などを造った。薄給の大学教授でありながら、億万長者になった人物の一代記。
梅雨明けで暑い日となった。学童保育室の裏側に駐車場があるため、初参加の人が道に迷わず来てくれるか心配したが、皆さんが下見をしていたようで定刻の午後1時には全員が集合した。武井副会長は、「彩央会」の幟旗を持参して応援に来てくれた。
最初に「民話」を3話続けて語ったが、元気な学童たちは静かにしてくれず、往生した。最後は、小瀬さんの創作紙芝居で、菖蒲町出身で苦学して「公園の父」といわれるまでになった本多静六 博士の人物にほれ込んだ小瀬さんが、自叙伝ほか数冊の著書を読んでシナリオを書きあげ、27枚の絵を描いて紙芝居に仕立てたもの。紙芝居の脇で、スクリーンに同じ絵を大写しする二方式で演じた。今回が初公演となった。
以上 |
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