映画を…:戦場のピアニスト

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『戦場のピアニスト』
全編に流れるショパン♪ ノクターン嬰ハ短調 ♪

映画館がある3階のエレベーター前で、本日の参加者一同

・日 時: 2016(H28)年11月25日(金)
           9:00a.m.〜2:00p.m.
・作 品:
   「戦場のピアニスト」 2002年 本国公開
・上映館: こうのすシネマ
   (エルミこうのすアネックス3階)
・参加者:9名
・昼 食: レストラン「サイゼリヤ」

同じビルの二階のレストラン
「サイゼリヤ」での昼食風景
 ナチス占領下のワルシャワ。実在の主人公ピアニストのウワディスワフ・シュピルマンの物語である。
 平和な街ワルシャワが、突如恐怖の街と化す。シュピルマン一家6人が、「ゲットー」に強制移動させられ、思いもよらぬ事態に追い込まれる。シュピルマンは、ポーランドでは知られたピアニストなので友人の助けもあり、その後さまざまな危機を乗り越えて行く。
 強制収容所に送られる貨車の場面は、家族との永遠の別れとなる。ナチスのユダヤ人に対する迫害はすさまじい。次から次への仕打ちには、見ていて心苦しくなってくる。こんなにも簡単に人々を殺せるものなのか。
 反対にユダヤ人を助けてくれるポーランドの人たちの行動に対しては、人間としての優しさや温かみを感じた。
 ワルシャワの街は廃墟となり、シュピルマンはただ一人さまよう。危機は、ここにも訪れる。廃屋の一室での、ドイツ軍将校との出会いである。
 「どうぞ、お好きなように。もう動けません」
 「君をどうにかしようというつもりはない」
 「何をして暮らしているんだね」
 「ピアニストです」
 「何か弾いてくれないか」
 この大尉は、ヴィルム・ホーゼンフェルトであることが、後に彼の日記からわかる。この人のおかげで生き延びることができ、シュピルマンは戦後、演奏活動を続けることとなる。
 クライマックスのピアノ演奏が、平和を高らかに奏でている。
※ この映画は、1945年『ザ・ピアニスト』(シュピルマン作)がもとになっている。

                           
(報告:瀬山宏昭、写真:熊谷康夫)
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