映画を…「妖星ゴスラ」を観賞

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映画を…「妖星ゴスラ」を観賞
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「映画を楽しむ会」活動報告―87

「妖星ゴラス」を観賞
〜 燃える妖星ゴラスが地球に急接近!人類滅亡の危機を描くSF大作品 〜

参加者の皆さん

・開催日:1月24日(金) 集合9時30分〜40分、10時上映開始
・会 場:こうのすシネマ
‥出席者:7名
・作品:「妖星ゴラス」
・監 督:本多猪四郎
・特技監督:円谷英二
・出 演:池部 良、白川由美、久保 明、水野久美、上原謙、志村 喬 
・作 品:1962年/日本/カラー/88分
・昼 食:サイゼリヤ 6名
<ストーリー・解説>
 質量が地球の6,000倍もある(ただし、大きさは地球の3/4程度)謎の天体 “ゴラス”が発見される。
土星探査船JX-1隼号の調査によって、ゴラスは地球に接近しつつあり、このままだと2年後に衝突することが判明。
 対策会議を招集した国連は物理学者・田沢(池部良)の提案に基づき、南極に原子力を利用した巨大なジェットパイプを建設、その推力によって地球を移動させ、衝突を回避する「南極計画」を実行に移す。
途中さまざまな困難に遭遇しながらそれらを克服し、地球を移動させることに成功する。
 惑星や隕石の地球衝突を題材にした映画は古今東西数多く製作されてきたが、その中でも特に大胆な「地球を移動させる」というアイデアを映像化したのがこの作品である。このあまりにも奇抜な物語に説得力をもたらしたのが、特技監督・円谷英二率いる東宝特撮陣の高度な技術である。その技術はジェットパイプが設置される南極基地のセットで真価が発揮されている。
 キャストも物語の中心となる科学者3人に池部良、上原謙、志村喬を配し、その落ちついた演技で物語に安定感を加えている。
 “ゴラス”の地球への最接近時の首都の津波また土砂崩れ等の大規模な災害シーンは、特撮によって迫力のある映像になっていた。円谷映画の凄さを見た思いがした。
                      (報告:岩佐正二、写真:熊谷康夫)
出席者からの感想
*大島かよ子さん(専攻2期、北本市)
 私はSF映画はあまり興味がなかった。タイトル「妖星ゴラス」と聞いて、きっと怪獣映画なのだろうなぁーと思って、ウトウトと見ていた。でも、終わってみたら、結構おもしろかった。
 内容は、「妖星ゴラス」(映像では、赤黒く燃える死んだ太陽みたいな惑星)が、地球に衝突するのでどう回避したら良いか。妖星ゴラスを爆破するか、衝突しないように地球を動かし移動させるか。世界各国の科学者たちの結論は、南極に巨大な推進装置ジェットパイプ(炎の出るブースターみたいなもの)で地球を移動させて、衝突を回避し地球を守る、守ったと言うストーリー。
 どう考えても奇想天外で出来ることでもないし、おかしい。また南極では、突然セイウチの怪獣が出て来て、ジェットパイプを破壊するシーンがあったが、何でここでセイウチの怪獣が出てくるの?それもしっかり人が入っているとわかるセイウチ。思わずクス!と笑ってしまった。昼食会でもこのセイウチの話で盛り上がった。
 最後はハッピーエンドで終わったが、映画祭初上映の作品で、なかなか見応えはある映画だった。出演者も池部良、白川由美、水野久美、上原謙、志村喬など豪華俳優だった。

12月20日公開作品


2月7日より公開


2月7日より公開2


昼食風景

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