9月20日(水) 参加者18名で、日高の高麗神社から曼珠沙華公園(ヒガンバナ)を巡る旅に行ってきました。当日は、残暑が厳しく30度を超える暑さとなり、各人の背中に汗が滲む姿が見受けられました。
今回も日高ガイド会の人達に案内を依頼致しました。最初に訪れたのは、高麗神社でした。高麗神社は、今から約1300年前に朝鮮半島から渡来した高麗王若光に由来すると言われています。その後、子孫の人達が代々神社を守り伝え、現在60代の当主が宮司を務めているそうです。ガイドの説明によれば、丁度、7年前の9月20日、現在の上皇、上皇后さまが、いらっしゃった同じ日とのことでした。何かの奇遇を感じました。
次に訪れたのは、隣にある聖天院。聖天院は高麗王若光の菩提寺として、高麗神社より少し遅れて創建された寺院です。2000(H12)年に7年の歳月を費やし新本堂が完成するなど、雷門、阿弥陀堂、書院、庫裡をそなえた格式ある見事な寺院でした。250段余りの石段を歩いて登ると、最上階に本堂と見晴台がありました。そこからは日高市内を一望でき、視界が広がり、歓声があがりました。
最後に訪れたのは、巾着田でした。ガイドから既に聞いていたのですが、今年はまだ2分咲き位とのこと。やはり今年の異常気象が続いた影響で、開花が遅れ、2日後の22日から有料での鑑賞になるとのこと。一部咲いている箇所がありましたが、曼珠沙華が真っ赤に染まった光景を目にすることはできませんでした。会員の皆さん、暑さの中、全行程を完歩ご苦労様でした。 (文・鈴木忠博 写真・石黒)
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