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「映画を楽しむ会」活動報告-73
「ボルサリーノ」を観賞
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ベルモンド&ドロン、2大スターが共演したギャングスター・ドラマ 〜 |
本日の参加者の皆さん
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・日 時:2023(R5)年11月24日(金)
10:00〜12:05
・監 督:ジャック・ドレー
・出 演:ジャン=ポール・ベルモンド、
アラン・ドロン、ミシェル・ブーケ
・作 品:1970年/フランス・イタリア/
カラー/125分
・会 場:こうのすシネマ
・参加者:7名
・昼 食:サイゼリア(6名)
<ストーリー・解説>
1930年、マルセイユ。刑務所を出たばかりの若いチンピラのロッコ(アラン・ドロン)は、恋人だった女がフランソア(ジャンポール・ベルモンド)というペテン師と付き合っていることを知る。殴り合いの大喧嘩の後、意気投合する。半端仕事をこなしているうちに二人は野望を抱き、街を支配することを目指すようになる。 |
エルミ・ショッピングモールの店内 |
暗黒街の大物二人、ポーリとマレーロに挑んで行くが、何者かの裏切りで田舎への撤退を余儀なくされるロッコとフランソワ。だが、彼らは決してあきらめたわけではなかった。
仲間とマシンガンを集めて体制を立て直し、二人は再びマルセイユへと殴り込んで行く。賭場や魚市場等の利権を次々と奪っていく。さらに、大物二人を殺害しマルセイユの街を闊歩する。しかし、フランソアはロッコとの対立を恐れ街を出る決心をする。そして、街を出る日に何者かに銃撃されてしまう。
題名のボルサリーノというのは、イタリアのアレッサンドロに本社がある高級帽子のブランドである。現在でも前世紀初頭に作られた機械と木製の型を使って、職人が一つ一つ丁寧に製造している。高級品というのは恐ろしいもので、若き日のドロンとベルモンテが被ると、チンピラの役なのに、粋にぴたりと決まるのだ。
主演の二人の帽子を含めたファッションは見応えがあり、とにかく格好良かった。
(報告:岩佐正二、写真:石黒廣行) |
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