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「映画を楽しむ会」活動報告―76
「リバー・ランズ・スルー・イット」を観賞
〜 雄大な自然を背景に描いた兄弟愛と人生 〜 |
2月度 定例会出席者
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● 開催日:2月22日(木)、10時上映開始
● 作 品:「リバー・ランズ・スルー・イット」
● 監 督:ロバート・レッドフォード
● 出 演:ブラッド・ピット、 グレイグ・シェイファー 、
トム・スケリット、 ブレンダ・ブレッシン
● 制 作:1992年/アメリカ、カラー/124分
● 上映館:シネマこうのす
● 出席者:11名(男性のみ)
● 昼 食:エルミ・ショッピングモール1階フードコート
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解 説 俳優ロバート・レッドフォードの3本目の監督作品。アメリカ自然文学の名作「マクリーンの川」の映画化。モンタナの美しい大自然を背景に、レッドフォードは家族愛と兄弟の絆を真摯に描き上げた。本作で注目されたブラッド・ピットの美青年ぶりも大きな話題に。アカデミー賞を受賞した名手フィリップ・ルースロの撮影が秀逸。
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物 語 1912年、モンタナ州の田舎町。ノーマンとポールの兄弟は、父マクリーン牧師(トム・スケリット)からフライ・フィッシングと勉強を学んでいた。兄の夢は牧師かプロボクサー、弟の夢はプロのフライ・フィッシャーだった。やがてノーマン(クレイグ・シェイファー)は東部の大学に進学、ポール(ブラッド・ピット)は地元の大学を卒業後、地方新聞の記者をしていた。ある日帰郷した兄は、弟が酒と賭けポーカーにのめり込んでいることを知る。
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こぼれ話 ブラッド・ピットは本作のオーディションを2回受けた。最初は自分の演技が本当にひどいと思ったので、別の場面を演じるテープを見てもらうよう主張。テープを見たレッドフォード監督は、彼こそ適役と確信したという。その結果、もう一人の候補だったリヴァー・フェニックスは破れ、ブラッドが役を手にした。撮影前に4週間、ブラッドはフライ・フィッシングの特訓をしたが、ロサンゼルスには川がなく、ビルの屋上でトレーニングを行った。
以上、『午前十時の映画祭13』公式サイトより転載。
〈 寄せられた感想 〉
● 恩田喜美子さん(専攻1期、上尾市)
明日の「映画を楽しむ会」定例会は用事が重なって、欠席になります。でも、もったいないな〜!と思って本日(21日)、雨の中を一人で「シネマこうのす」へ行って見てきました。フィッシングの躍動感に見惚れて帰ってきました。
そして、鴻巣駅への通路ではエルミ鴻巣ショッピングモールで開催中の「びっくり ひな祭り2024」会場で、『おひな様』も拝見してきました。
(注)「ひな段」は31段のピラミッド型で高さは7mで日本一の高さを誇り、31段×4面で1,500体の色とりどりのひな人形が飾られた光景は、あでやかです。
● 対尾雅之さん(16期、桶川市)
外国映画は、日本人(私)には「宗教」・「聖書」・「牧師」に関して感覚のズレがあるのは分かっている。それにしても、今回の映画はわけが分からない。私に経験のない「渓流釣り」のシーンが多かったが、「これにどれだけの意味があるのか?
不明」が結論である。
映画より、食事をした「エルミこうのす」の「ピラミッド・雛祭り」が圧巻だ。高さ7メートルのピラミッド型ひな壇に1,500体の「お雛様」の飾りだ。ピラミットの段に登りレイアウト変更中の女性スタッフに聞くと、設営はボランティアと鴻巣市職員が下段を上部は「鳶のプロ」が担当とのことだ。展示品は、協賛金
(供養料)5,000円を支払って全国から寄贈「廃棄用 お雛様」である。提供したお雛様を求めて、全国から来場者もあるが見つけること困難であろう。
展示は3/9(土)まで、一見の価値がある。祝日・土・日は、他会場を回る無料バスもあるのでお急ぎください!
● 松本紀久夫さん(13期、北本市)
久しぶりに定例映画鑑賞会に参加、昼食を共にしながら歓談し、楽しいひと時を過ごすことが出来た。
映画に登場する厳格な牧師である父・母・兄弟2人の4人家族の愛と兄弟愛に、率直に感じ入り、涙を流した。また、遠ざかっていた渓流でのフライフィッシングによるマス・イワナ・ヤマメをヒットした時の興奮を呼び覚まされた。
本物語の4人家族の住むモンタナ州は、山の国であり、狩猟を主としたインディアン部族が居留する土地であることを思うと、この土地で育ち、生活する弟が、インディアン民族の娘と仲良くなったり、酒場・とばく場に出入りするのも自然の成り行きであると思う。弟は、この地で生きぬいて行って欲しかった。
(報告者:熊谷康夫)
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近日上映作品-1
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近日上映作品-2
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びっくり ひな祭り会場で
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昼食風景-1
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昼食風景-2
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昼食風景-3
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これが川幅うどん
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